Red Sea(9)~カイロ観光編~

シャルムシェイクから飛行機で約1時間。
カイロに戻ってきました。
1日カイロ観光です。
まずはギザの3大ピラミッドへGO!

バスで向かいます。途中高速道路っぽいところを通過。
結構交通量があります。
だんだんとピラミッドの近くへ。
ラクダ
道ばたをラクダが歩いています。
特に珍しくもない普通の風景の様。


街中を抜けるとすぐにピラミッド群が見えてきます。
3大ピラミッド
左から一番大きなクフ王、
中央が2番目に大きなカフラー王、
そして右が一番小さなメンカウラー王のピラミッドです。


まずは一番大きなクフ王のピラミッドへ向かいます。
車から降りると、券を買って手荷物検査。
10年前には全くありませんでした。
クフ王ピラミッド
下の数段まで上がることができます。
一つひとつの石はとても大きい。人の背丈ほどあります。
今はかなり劣化していますが、元の高さは146メートル。
古代エジプトの人々は一体どうやってこの大きな石を運んできたのでしょう。
間近に見ると益々なぞ・・・

次は2番目に大きなカフラー王のピラミッドへ。
隣り合って見えますが実はちょっと距離があり、車で移動しました。
カフラー王ピラミッド2
間近で見るピラミッドは、その存在感に圧倒されます。
紀元前の時代の人々もこの同じピラミッドを見ていたんですね。

こんな近くまで車で来れるんです。


カフラー王のピラミッドは内部に入ることができます。
入り口には行列ができていました。
私達ももちろん潜入。
残念ながら入る前にカメラは没収。画像はありません。。。
回廊は狭く腰をかがめて下ったり上ったり。
そして広い部屋へ。そこには石棺がぽつんとおいてありました。
ここにミイラが安置されてたのかしら。
内部は暑く、汗だくになりながら外へ。
カフラー王ピラミッド
カフラー王のピラミッドは紀元前2550年頃に建てられたようです。
元の高さは143メートル。

見上げると・・・
頂上がとーーーーーい!!

頂上付近の一部に石灰石の化粧石が残っています。


ピラミッドのすぐそばでは。。。
ピラミッドそばのラクダ
観光客相手のラクダ乗り体験。もちろん有料。

ラクダはとてもおとなしい。
でもおっきいので近づくとやっぱりちょっと怖いです。


この日は猛烈な暑さ。気温は40度以上ありました。
過酷な気候の中でも生き抜くラクダの生命力は頼もしい。

カフラー王のピラミッドには大スフィンクスが付属しています。
更に車で移動し今度はスフィンクスの近くへ。
スフィンクスへの入り口
ここには更に多くの観光客が。
以前来たときより人が全体的に増えている感じがします。


細い石の通路を通り過ぎると。。。
スフィンクス
どーーんとスフィンクス
全長57メートル。
ピラミッドを背後に前を見据え、ピラミッドを守っています。
とにかくスケールが大きい!
古代エジプト文明の偉大さは、いまでもこれほどまでの存在感で見る者を圧倒しています。


この後パピルス屋さん、香水瓶屋さんをはしごし、ランチを済ませて考古学博物館へ。
カイロ博物館
エジプトの秘宝を数多く展示する考古学博物館。
ココもカメラの持ち込みは禁止。
以前は料金を別途払ってカメラやビデオを持ち込むことができたのに。残念(-_-)


館内は2階建て。巨大な石像や小さな装飾品など、所狭しと並べられています。
実物のもつ力はやはりすごい。

ここでの一番の見物はやはりツタンカーメンの黄金のマスク。
観光客の視線を一心に集めるマスクはすごい目力!
ターコイズなどの石も埋め込まれひときは輝きを放つ姿は、それは美しく気品にあふれています。
ツタンカーメンの棺と共に見つかった装飾品も周りに展示されています。
権力と富にあふれたこの時代の繁栄がまぶしい・・・

ここには別料金でミイラ室もあります。
今回は残念ながら時間切れで入れませんでしたが、以前おとずれたことがあります。
古代エジプト第19王朝、長期にわたってエジプトを統治したファラオ、ラムセス2世のミイラも安置されていました。
見たときはしばらく目を奪われて言葉もなかった・・・・のを憶えています。

ここで短いカイロ観光は終了。
前もそうだったけど、今回も観光の時間が少ない。
次回は是非ルクソールあたりまで行ってみたいな。
カイロ空港にて
夕方のカイロ空港
トリプルセブンに乗り込んで暑い国とお別れ。
慌ただしく帰国の途についたのでした。

青いレッドシーから砂漠のピラミッドまで、盛りだくさんのエジプトの旅。
次回行くときにはいったいどんな変貌を遂げているのでしょうか。
楽しみ(^o^)
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Red Sea(8)~リゾート編~

下船は朝。
船を後にし、ダイビングセンターのあるホテルへ再び戻ってきました。
ヒルトン
Hilton Sharm El Sheikh Fayrouz Resort

今日はここで1泊します。

チェックインは午後。
それまでプールでのんびりすることに。
プール
長細くてひろびろ~
コテージに囲まれています。
プールバーもあり!

ビーチチェアーで昼寝しながらクルーズの疲れを癒します。

お昼過ぎ、チェックインを済ませいよいよお部屋に。
やっと涼める(^o^)
(実はめちゃくちゃあつかったんです・・・)
部屋
部屋は全室コテージタイプ。
窓の外にはすぐお庭。

明るくスッキリしている部屋は広く快適です。


ここは10年前にも泊まったリゾート。
今回、是非また訪れてみたかったのでリクエストしました。
花
10年前のイメージを思い出しながらリゾート内をブラブラ。
そうそう!
ここはとってもお花がきれいだったんだよね。


標識
芝生もきれい。
ほとんど雨が降らないのでお手入れが大変そうです。


リゾート内を歩くのはとても暑い・・・・
やっぱり海に行かなくては。
ビーチ
リゾート前のプライベートビーチ。
湾が広がっています。
湾を囲むようにリゾートがびっちり・・・

砂浜は真っ白ではなく、周りの土と同じようなやや赤茶がかった色です。


海にはいってみると、やっぱりレッドシー!
透明度はよく、熱帯魚も見ることができます。

夕方、ビーチの帰り道にあるバーを通りかかるとハッピーアワー
飲まないわけにはいきません。
冷えたビールとつまみでクールダウン。
もう一本すすめられるのをぐっとこらえお部屋へ。
だってシャルムシェイクの街へいくんだもん(*^_^*)

街へ向かっていると水パイプを見つけました。
水パイプ
エジプトではとてもポピュラー。
いろいろな場所でみかけました。

大きいのでかなり存在感があります。

海沿いの通りを歩いていくとシャルムシェイクの繁華街にたどり着きました。
シャルムシェイク街なみ
全然ちがう!!
10年前と同じ場所とは思えない。
素朴な土産物屋さんが並ぶあの風景はもうありません。

とてもおしゃれなリゾート地に大変貌をとげていました。


さて、夕食です。ぜひとも行きたかった場所。
10年前はちょうど建設中でした。
ハードロックカフェ
Hard Rock Cafe

実はハードロックカフェにいくのは初めて。
店の入り口ではがたいのいい強面の男性店員さんが出迎え?てくれました(^^;)

店内は大盛況。
店員さんもサービス旺盛でひとりひとりがエンターテナーのようです。
ハンバーガー
ハードロックフェといえばやっぱりハンバーガーかしら。
オーダーすると巨大なハンバーガーがはこばれてきました。

で、でかい・・・
添えてあるフライドポテトもてんこ盛り。

ハンバーガーに必死でかぶりついていると、音楽に合わせて店員さん全員が踊り出しました!
徐々にお客様さんも巻き込んでプチダンスホールに(^o^)
店中手拍子につつまれてめちゃ盛り上がりました~

店員さんは芸達者。
頭にデザートやビールジョッキをのせてテーブルまで運ぶことも。
調子にのってくると今度はジョッキをふたつ重ねて頭の上に。
そして今度は・・・
カフェ 店内
なんと、みっつ!!!!
あぁ、わたしもジョッキでビールを頼むんだったとちょっと後悔。

どうやってお客さんを楽しませようかと考えている店員さんのユーモアと意気込みはすごい!
とても楽しいディナーショーでした。


翌朝、早くにホテルを出て車で空港へ。
空港
シャルムシェイクに別れを告げて、
一路カイロへと向かいます。

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Red Sea(7)~ダイビング・海上編~

レッドシーはとても穏やか。船の乗り心地は快適です。
船首
雲一つ無い空。
空よりうんと青い海。


ダイビングは基本的に本船から飛び込みますが、停泊している場所よりちょっと離れているリーフに潜りに行くときは小さなゴムボートに乗り込みます。
ゾディアック
ゾディアックと呼ばれるゴムボート。

ただいまカレントチェック中。

このゾディアック、エントリーはいいけれど、海からボートにあがるときが大変。
女性陣はがたいの良いダイビングスタッフに持ち上げられ、釣り上げられた魚状態。

ダイビングポイントの近くでは、船が多く集まる事があります。
船いっぱい
駐車場ならぬ駐船場・・・(^^;)
船だらけ。
シュノーケリングに出掛ける人々や船から飛び込む子ども達など・・・
楽しみ方はいろいろ。


キャプテン
隣の船ではデッキでキャプテンがくつろいでいました。
貫禄ある~~


遠くの海にスタッフがイルカの陰を見つけました
さっそく追跡・・・・
イルカ1
いたっ!!

走るボートの波と遊ぶイルカたち。
赤ちゃんイルカも頑張って泳いでいますよ。


イルカ2
たまにジャンプ

イルカとこうやって遊ぶたびに、私達と近い生きものなんだなぁ。。。。って思います。


空を見上げると・・・
鳥
鳥の姿も。

シャルムシェイクに近づくと海岸沿いはリゾートでびっしり。
リゾート
海のすぐそばに建つリゾート。
すぐ隣には違うリゾートが。所狭しとパラソルが立ち並んでいるのが印象的でした。

10年前とは全く違う景色。
リゾートの多さには本当に驚きました。


夜が近づくとディナーショーでしょうか、各リゾートから楽しげな声が聞こえてきます。
夕日
今回は日没近くまで潜っている事が多かったので、夕日をじっくり見たのは最終日のこの日ぐらい。
マジックアワー、まさに魔法色に辺りを染めていました。


明日は下船。
夕食後、デッキでビールを飲みながら、今回の旅を振り返るのでした。

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Red Sea(6)~ダイビング・群れ編~

レッドシーの代表的なダイビングポイント、
ラスモハメッド国立公園のシャークリーフ&ヨランダリーフ。
小さなリーフが隣り合わせに並んでいます。
岬の先に位置するこの場所では群れがすごい!
ツバメウオ
海に飛び込むやいなやさっそくツバメウオの大群。
平べったい体がキラキラヒラヒラ


と、ツバメウオに見とれていると、奥から何かわらわらと沸き上がってきました。
ギンガメアジ??
いや、ロウニンアジだっ
ロウニン
これは圧巻!
こんなに多くのロウニンアジの群れをみたのは初めて。
大興奮でぎゃーぎゃー
気付くとのどが痛い・・・

リーフを1周して再びツバメウオの群れに突入。
ツバメウオ2
のんびり泳ぐツバメウオ。
今度は近づいてじっくり見物。
何度見ても、ツバメウオは人の顔に見える・・・(-_-)


外洋からちょっとリーフ寄りに入ったところ、群れを見つけました。
群れ1
ブルースパインユニコーンフィッシュ
1個体が結構大きいので群れになると迫力があります。


そしてそのすぐ後
群れ2
今度は体は小さいけど数で勝負。
周り一面囲まれてしまいました。
これはたぶん・・・
スリークユニコーンフィッシュという魚。


いやぁ、恐るべしラスモハメッド!
栄養豊富な海を実感させてくれる迫力のスポットでした。

さて、今回どうしても見たかったのがフグの仲間マスクドパッファーフィッシュの群れ。
前回行ったとき、近くにいたのに私だけ見損ねてしまいました。
この群れが見られるのは1年のうち2週間ほどとか。
聞くところによると数日前から丁度見られ始めているらしく期待大!!

なのに・・・
なのに、なのに・・・・!
どこに行っても群れはいないっ
パファー
最大5匹の群れ?となりました・・・
マスクドパッファーフィッシュ

このこそ泥チックな容姿。5匹でも十分かわいいじゃん!
でもこれが30匹ぐらいの集団でいることを想像すると・・・・
ああ~~~~、やっぱりリベンジしなければならない。

私の10年越しの想いは、更に先へと引き継がれるのでした・・・
バナーフィッシュ
今回、最後に出会った群れ。
気持ちよく疲れた体を癒すように、美しい景色を作りだしてくれました(*^_^*)


群れの迫力にはいつも圧倒されます。
個々の存在は小さくても、集まるとそのパワーは3倍にも4倍にも。
海の生きものたちの生き抜く力はすごい。

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Red Sea(5)~ダイビング・固有種編~

アフリカ大陸とアラビア半島に挟まれた細長いレッドシー。
ここでは多くの固有種を見ることができます。
ゴールデン
レッドシーといえば・・・・
これ!
ゴールデンバタフライフッシュ

鮮やかな黄色が印象的。
いつもペアで仲良し。


ストライプト
レッドシーラクーンバタフライフィッシュ
チョウハンに似てるけど、ストライプがくっきり。

バナーフィッシュ
ムレハタタテダイにそっくりな
レッドシーバナーフィッシュ

ボディーまで黄色がかっているのがちょっと違うところ。

セダカヤッコ
セダカヤッコ
(イエローバンドエンジェルフィッシュ)
レッドシーやペルシャ湾で見られる魚です。
どうして和名があるのか・・と調べてみると、以前瀬戸内海で1匹見つかったことがあるとか。
一体どうやってたどり着いたのでしょう。

小物の固有種もいます。
ブルーベリー
沈船ポイントで見つけた
ブルーベリーブレニー

顎のブルーのラインが鮮やか。


ゴビー
レモンコーラルゴビー
(シトロンコーラルゴビー)

その名の通り黄色の透明感のあるボディ。
エダサンゴの上にちょこんと乗っかっています。


お馴染みクマノミも固有種なんです。
クマノミ
シーバンデッドアネモネフィッシュ
明るいオレンジ色。
レッドシーで見たクマノミはこの1種類でした。

戯れる姿が印象的なキンギョハナダイにもレッドシーオリジナルが。
ハナダイ
ストライプトアンティアス
白と赤のストライプ。

海は繋がっているとはいっても、その土地独自で進化してきた海の生きものはたくさんいるんですね。

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