Yap(10)~島内巡り編~

コテージの目の前は海。
朝がのんびりな日は波打ち際でお散歩。
海岸
散歩の相手はイヌ達。
とても早起き。



ヤップには様々な古くからの文化や習慣が残っています。
メンズハウスのその一つ。
メンズハウス
海を望む神聖な場所に建っていました。
近づきがたい雰囲気・・・

島の男達が集会をする場所です。


リゾートから車で10分ほどのアミン村のメンズハウス。
本来女人禁制であるメンズハウスですがココは許可が下りており
入ることができました。
メンズハウス内部
メンズハウスは釘を1本も使わず、椰子の繊維から作るひもで木材をつなぎ合わせて作られています。
縄の結び方などはこうして代々受け継がれているようです。


このメンズハウスはリゾートからMi'l Channelへ向かう、マングローブに囲まれた水路に面しています。
チャネル
引き潮の時は浅くなり、ボートのスピードを落として進みます。
周りのマングローブはうっそうとしていて、環境の豊かさを感じます。


島にはぐるりと石畳が巡らされています。
石畳
石畳に沿ってタロイモなどの畑が点在しています。
各家庭に畑があり、女性が世話するのだそう。
男性は漁にでかけるんですね。
男女の役割がはっきりしてる・・・
ほとんどが自給自足の生活です。


各々が土地を持ち、そこでとれたココナッツやナッツ類を売ってお金を得ているようす。
その他、街では政府関係の仕事やスーパーの店員などの仕事があります。

ヤップで有名なのが
石貨
この石貨。
ココはストーンマネーバンクです。
といっても石貨がおいてあるだけ。村の誰かが管理して持ち主を把握。
書類などはなく、すべて口頭。(書類を残す文化がないようです)
うっかりわすれちゃったらたーいへん!!


石貨の価値って??
石貨はパラオで作られ持ち込まれたもの。
石貨の価値は大きさではなく、パラオから運んだときにどれだけ人々が苦労したり、
何人が犠牲になったか・・・によるらしい。
また途中から真ん中の穴を機械で開けるようになり、それ以前に手で掘っていた
形のいびつなモノが価値があると言われています。

石畳をお散歩していると
花
色鮮やかなお花も
夜降った露でキラキラでした


海ではもうすぐヨットレースが行われるとかで、伝統的な船での練習が行われていました。
カヌー
近づくと意外に小さめ?

でも絵になる~


今でも酋長が権限をもつというヤップ。
タイムトリップしたような島でした。

現代の日本へと帰る飛行機の中。
飛行機
のんびりのんきなヤップの人々の顔を思い浮かべながら、
体に馴染みつつあったヤップ時間を忘れたくないなぁと思ったのでした。

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Yap(9)~その他のいきもの編~

ヤップの海は元気なサンゴがいっぱい
サンゴ
たくさんの種類のサンゴが
ぎゅぎゅっと寄り集まっています。



7年近く前にヤップを襲った台風によって、島の約9割が被害を受けたのだとか。
サンゴも壊滅状態になったようです。
でも現在はほぼ復活。
アカヒメジ
アカヒメジも元気なサンゴに囲まれて
快適そうです。


ソコギリダイ
ノコギリダイもサンゴの上がお似合い。


海水温33℃でも白化しないというヤップのサンゴ。
とても強い!
ただし、最近はオニヒトデの被害を受けているようです。

あまり数は多くないけれど
カメ
カメもいます。


クマノミ
クマノミだって!


枝サンゴの間には
マンジュウ
マンジュウイシモチ。

やっぱマンジュウは子供サイズが色も形もかわいい(^-^)


ハダカハオコゼ
ハダカハオコゼも隠れていました。

どこが顔??


岩の上には
カエル
見張り番。

目が後ろまできょろきょろ・・・・


だんだんと小さなものに視線が行きがちになってしまいましたが
ドロップオフ
この水路をマンタがぴゅ~~~なんて
よくあることなのでしょう。

今回は想像だけ・・・
次回に期待だ

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Yap(8)~ニシキテグリ編~

リゾート近くにはニシキテグリポイントがあります。
太陽が沈みかける頃、ボートで出発。

水深は5メートル程度。
枝サンゴの群生をじーーーーーーーーっとのぞいていると
ニシキテグリ1
いるいる(^o^)
サンゴの間をちょこまかと出たり隠れたり・・・
とてもシャイ


砂地にどっしりと腰を据えて、じっと見守ります。
ニシキテグリ5
単体でちょろちょろ動いていたニシキテグリ。
だんだんとオスとメスが近づいてきて、
恥ずかしげに追いかけっこを始めました。


恋に落ちると次第に周りがみえなくなるもの。
ニシキテグリ2
サンゴの陰で逢い引きをしていたシャイなフタリが
大胆にもサンゴの外に飛び出して来ました。

しかもぴったりとほほを寄せて


こうなるともはや私達の視線もライトもカメラも眼中にありません。
ニシキテグリ4
その大胆さは次第にエスカレートし、
こちらが恥ずかしくなっちゃう


サンゴからかなり離れて私達の目の前までふわふわと浮かんでくるのです。
当然ガン見
ニシキテグリ3
盛り上がって浮かび上がったフタリはてっぺんまで上り詰め、
我に返ったかのようにスッとサンゴの中に戻っていきました。


夜の海の小さなロマンスでした。

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Yap(7)~小物編~

ヤップでは小物も充実。
マンタポイントでも大きなマンタを待ちながら小さな生物を探すのが楽しい~
ミノウミウシ
よく見かけたなんとかミノウミウシ。
たくさんいるとちょっときもい・・・


小物といわれるウミウシでも
ウミウシ
こいつはかなりの大物でした(^_^;)。
大きいと単純にかわいくないのね。


上野動物園で大人気のリーリー、シンシンにも負けない
パンダ
パンダ模様のウミウシも発見!
かわいい~~


親がいるということは
ウミウシ卵
子もいるということ。ウミウシの卵です。

ウミウシのふ化は見たことないけど
この中に何匹のウミウシがいるんでしょ。
そして将来何色に・・・??

楽しみ


ハゼも見逃せませんっ。
マンタ待ちの間に見つけた
オドリハゼ
オドリハゼ。

オドリハゼは探すと結構いろんなところで踊っています(^-^)
エビより小さなオドリハゼを見つけるのがいいっ!


砂地でみつけた
ギンガハゼ
ギンガハゼ。
シャイな子でした。


ニチリン
潮通りのよい場所を好むニチリンダテハゼも。

若魚サイズの魅力的な色・形


おなじみのメンツ
クダゴンベ
クダゴンベ。

数は少なかったかも。
少ないとカップルができにくいのではないかと心配してしまいます。
でもきっと見つけられないだけでいっぱいいるんだろうなぁ(^-^;)


かわいいちびっ子幼魚もチェック。
イロブダイ幼魚
最強の癒し系、イロブダイの幼魚。

いつでもどこでも・・・
いやされるわぁ~~~


ツユベラ幼魚
ツユベラ幼魚。

かえって目立ってしまいそうな幼魚たち。
でもかわいい!

注目されるのは幼魚のころだけなんて・・・
ねぇ~(^-^;)


今回のお気に入り
エビ
ヒトデヤドリエビ。

紫のエキゾチックな雰囲気が何ともいえませーん(xox)



マンタにはお目にかかれなかったけど、
小物もなかなか楽しいヤップの海です。

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Yap(6)~大物・群れ編~

いよいよヤップでのダイビング!
そう!ヤップといえばマンタです。
マンタポイントはいくつかあります。

まずはリゾートからすぐのマンタポイントGoofunw Channelへ。
クリーニングステーションで暫く待ってみたものの残念ながらマンタには会えず。。。
でも、さすがミクロネシア。透明度は抜群です。
カンムリブダイ
単体のカンムリブダイが通り過ぎていきました。



島の向こう側に、別のマンタポイントMi'l Channelがあります。
リゾートからは15分程度。
潮が引いている時間帯はもうちょっとかかります。
地形のおもしろく魚影の濃い、とてもダイナミックなポイント。

マンタのクリーニングステーションにはまたしてもマンタの姿はなし。

でも・・・
マダラトビエイ1
マダラトビエイだ!


マダラトビエイ2
ぐるりと旋回。
滞在中ここでは何度かマダラトビエイを見ることができました(^o^)


大きなすり鉢状になっている部分があり、
群れ
そこには多くの魚が群れを作っていました。


ギンガメ
ギンガメアジも!


Mi'l Channelから少し移動した場所にサメのポイントVertigoがあります。
行くと絶対いる!!というので期待して潜ってみると
グレーリーフ単体
ホント~

ボートのすぐ下に待っていました。
超至近距離だと怖い。。。


しかも・・・
グレーリーフ群れ
こんなにたくさん(>_<)

胸びれをたたんでいると攻撃態勢なのだとか。
様子を見計らって徐々に接近。
でもあんまり近くに行きたくない。。。


潮あたりがいいせいか、透明度は他よりも更によかった気がします。
ここは珊瑚もきれいで小物もたくさん。
探すのも楽しいぃ~~

なんと今回、一度もマンタに会えないというまさかの出来事が起こってしまいました
マンタの楽園にきてマンタに会えないとは・・・
私達がくる数日前から出ていないようだったので、
どこかへ行ってしまったのかしら。

6日間滞在してマンタを見ることができなかったのは私達が初めてだと
いうことです。。。
なんてことだぁ~~~

数日後HPを見てみると新たに発見された別のクリーニングステーションに
いるとのことで、まずは良かった。
でもやっぱヤップのマンタに会って見たかったな(^-^)

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