Borneo Mabul(12)~夕方のマブール・旅路(帰り)編~

マブールの島民が海で魚釣りをしている光景はよく見かけます。
マブール 釣り
やっぱり島の人々は魚がメインの食事なのでしょうか。
小さな船でのんびり釣りをし、その日に食べる分だけを捕る・・・
お腹をすかせている子供達の顔を思い浮かべながら・・・かな。
釣れない日もあるんだろう。。。

滞在中、大抵夕方までダイビングしていました。
海から上がった頃にはきれいな夕日が・・・
最終日は早めにダイビングを終えて器材を干したり、部屋でのんびり。
マブール夕日1
やっとゆっくり夕日を見ることができました。


マブール夕日2
夕日を背にヤシの木のシルエットが影絵のよう。。。

翌日、昼前にはリゾートを離れ、センポルナに向けてボートで移動します。
センポルナの港
1時間弱でセンポルーナの街が見えてきました。
ここは水上の民家が建ち並んでいます。
モスクなんかも水上にあるんです。
マレーシアはイスラム教徒の多い国。
モスクは街の至る所で見かけます。

センポルーナからはまた車で2時間かけてタワウの空港へ。
そこからコタキナバル、そしてクアラルンプールへと帰ってきました。

ここでの楽しみの一つがヌードル屋。
KLラーメン店構え
手頃な値段で美味しいヌードルを食べる事ができます。
様々な国の人たちで混み合っていました。

KLラーメンメニュー
MENU
中華?タイ?

以前、空港のスタッフらしき人がここで食べているのを見かけて、”地元の人が食べるんだから絶対美味しいはず!”と思って食べてみたら、やっぱりその通りでした


KL ラーメン1
HONK KONG STYLE MEE SOUP
中華系あっさりスープの食べやすいヌードル。
ワンタンも美味しい

KL ラーメン2
TOM YAM SPCIAL SOUP
とうがらしマーク3つの激辛トムヤムスープのヌードル。
からぁ~~~い
でも癖になる美味しさ。
結局全部食べきりました。

楽しい思い出と美味しいヌードルでお腹も心もいっぱい
夜中の飛行機に乗り込み、冬の日本へと飛び立ちました。
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Borneo Mabul(11)~ダイビング その他編~

マブールのハウスリーフは魅力がいっぱい。
クマドリカエルアンコウ
クマドリカエルアンコウ

見知らぬダイバーさんが岩のよこっちょにくっついてるカエルアンコウを教えてくれました。
このカエルアンコウ、ダイビング最終日まで多少場所を変えながらも同じ岩に居座っていました。

夕方になるとニシキテグリを見ることができます。
ニシキテグリ
ニシキテグリ
サンゴの合間からちょろちょろと顔を覗かせています。
この色!この柄!!
もっとじっくり見ていたいけど、そう易々とは姿を見せてくれません。
それがまたそそられる・・・

ニシキテグリの住んでいるサンゴからちょっと下がったところにジョーフィッシュのコロニーを見つけました。
ジョーフィッシュ穴からひょっこり顔を出しているジョーフィッシュ
あれ?ここにも!あそこにも!!
大小さまざまなジョーフィッシュがモグラ叩き状態・・・
7匹近く見つけちゃいました
一見色黒のジョーフィッシュ、実は体は美白。

リゾートからボートですぐのポイント”シーベンチャー”ではアレ!を見ることができます。
ピグミー
ピグミーシーホース

くっついてるソフトコーラルに極似・・・
ガイドさんに教えてもらってやっと分かりました。
でもちょっと目を離すとまたどこにいったか分からない・・・

マブール周辺のボートポイントでは他にも多くの小物達を見ることができます。
ヨウジウオ
どっちにいこうかなぁ~~~~
と考え中のヨウジウオの仲間。

よく見ると背びれもちゃんとある!
れっきとした魚なんですね。


ニシキフウライウオ
よくみかけるニシキフウライウオ
これは濃紺。環境によって様々な色の個体を見ることができます。

ニシキフウライウオオレンジ
こちらは白地にオレンジのまだら模様。
大胆なデザイン・・・

これも擬態??
かえって目立つような気がしないでもない。。。

リーフ沿いの浅瀬にコブシメを見つけました。
コブシメ
体の色をチラチラと変えながら眠そうにフラフラと漂っていました。
こんなに近寄っても逃げませんっ

この目が何ともいえない

様々な幼魚も岩の間に隠れています。
イロブダイ幼魚
イロブダイ幼魚

赤ちゃんのころはこんなにキュートな色なのに大人になると別物。
頭でっかちのプロポーションがかわいい


マブールとシパダン、島の環境が違うために生態の異なる多くの種類の生物を見ることができました。
また、今回シパダンのサンゴが以前より復活しているなぁ~~~と感じました。
元気なサンゴがいっぱい!やっぱりサンゴが元気だと海の印象も違います。
フグ
モヨウフグ

フグ好きの私はどんなフグにも思わずカメラを向けてしまいます。
そしてついつい追っかけてしまう・・・
ぱたぱたとヒレを動かして逃げる姿がなんとも言えません(*^o^*)


初めてのマブール滞在でしたが、海もリゾートも超満足
やっぱりシパダン・マブールは裏切りませんね。

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Borneo Mabul(10)~島さんぽ編~

ランチの後のお昼休み、マブール島にある村を訪れてみました。
島に入る前にはリゾート守衛小屋があります。
マブール村全景
素朴な村。
観光客相手のお土産屋さんや小さなお菓子屋、バナナ屋さんなどがあります。
民家は高床式。
この村は水上ではなくすべて陸の上に家が建っていました。

マブール村お土産屋
お土産やさんには貝細工やサメの歯の加工品など・・・
他のリゾートのゲストが買い物をしていました。

マブール村 お店屋
おばさーん
あめ玉くださいっ!



お店には生鮮食品などはありません。
魚は海でとるとして、野菜や肉類はどうしてるだろう・・・
マブール村 子供
布の隙間から恥ずかしそうに顔を出す男の子。

ハローと声をかけるとにっこり


村から伸びる桟橋は子供達の格好の釣り場。
マブール村子供達
島の子供達はみんな仲良し。
大きい子から小さい子まで一緒に遊んでいます。

小さいけれどなかなかたくましい背中・・・

マブール村釣り
釣り糸1本で魚釣りをしています。
何が釣れるんだろう・・・


マブール村釣れた
釣れたっ!!
なかなかの大物です。


こんな無邪気な子供達。
でも私達を見かけると「ギブミー マネー」と声をかけてきます。
この子達が最初に覚える英語がもしかしてgive me money・・・
これがこの村の現実。
マブール村みんなで
そんな中でも村人はとても明るい笑顔を投げかけてくれます。

島の裏側にはもうちょっと大きな村があり、そこには学校などもあるとか・・・
今回は残念ながら時間切れで、向こうまでは行くことができませんでした。
マブール村花
お昼休みもそろそろおわり。
さ、午後のダイビングの用意をはじめなきゃ・・・(^o^)

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Borneo Mabul(9)~ダイビング ウミウシ編~

ウミウシって・・・・

ウミウシは海の中にすむ巻貝の仲間で、大きなくくりでは軟体動物と呼ばれる生物たちです。
北の海に住む人気者『クリオネ』なんかも同じ仲間。
ウミウシはその想像を絶する色・柄・形からダイバーに大人気
その驚くべき容姿に、グラフィックデザイナーも注目なんて記事もみたことがあるほど。

そんな注目のウミウシがマブール周辺にはいっぱいです

ウミウシ1クロモドリス・ウィラニ

マブールではとてもよく見られる種。
体にひらひらくっついてる鰓が透明っぽいのが特徴。


ウミウシ2シラナミイロウミウシ

なみなみ模様とグラデーションがとてもきれい。


ウミウシ3メンブロタ・クバリャナ??

自然の色とは思えない毒々しい赤色が目を引きます。
しかし、スゴイ色だなぁ~~~

ピカチューウミウシの仲間も見つけましたよ。
ウミウシ4ツノザヤウミウシ

透明感のあるボディーが魅力的。
マブールでも人気のあるウミウシ。
腹筋と背筋がつりそうな格好。筋肉はあるのかな・・・


ウミウシ13テカケラ属の一種

ガイドさんはこれを”ピカチュー”と呼んでいました。
ピカチューの仲間は比較的深い場所でよく見られるのですがこれは5m付近で発見。
この種は意外に動き回る


奇妙な形のウミウシも見かけます・・・
ウミウシ9フィロデスミウム・ブレアレウム

なんなんだこれは
こんなウミウシ初めて・・・最初は分からなくて、何度もガイドさんに聞き直しやっと存在に気づきました。奥にもう1匹いるんです。
どこが鰓?どこが触角?? さっぱりわからない・・・

ウミウシ10
これはいったい何??
図鑑で探しましたが分かりませんでした。。。

すごぉくとげとげしい・・・


ウミウシ11ハルゲルダ・バタンガス

これまた緻密な幾何学模様。
この模様、いったいどうやってできあがったの

気にしないとなかなか目に入らないウミウシだけど、
1個見つかると次々見つかる
ウミウシ14クロモドリス・アンナエ

マットな質感。
さわやかなブルー!


ウミウシ6クロモドリス・マグニフィカ

元気なビタミンカラーのウミウシ。
赤い鰓がお花の様・・・


他にもまだまだびっくりするようなウミウシがたくさんいました。
どうして?なぜ?こんな形になったんだろう・・・
この色はどこから来るの???
不思議のかたまり・・・ウミウシ・・・
ウミウシ5クロモドリス・ディアナエ

ひろ~い海の中、今日も小さい、でも存在感あふれるウミウシたちは恋の相手を探して彷徨うのでした。

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Borneo Mabul(8)~ダイビング ワイド編2~

シパダン島周辺は水深600m近くまで落ち込んでおり、外洋にぽつんとできた島という感じ。
そのたぐいまれな環境によって、様々な回遊魚、サメ、群れモノなどバラエティーに富んだダイナミックな海を楽しむことができます。
ロクセンヤッコ
ロクセンヤッコ

6本の横縞が特徴。
おっぽの蛍光ブルーが効いていてとてもきれい。


以前ボルネオダイバーズがあった場所の桟橋からすぐのポイント「ドロップオフ」
ちょっと行くと目の前にはこんな光景が。。。
ギンガメアジ
ギンガメアジの大群。

いつもこの辺りに渦を巻いています。

ギンガメアジ2
シパダンの海の豊かさを間近で感じる・・・


マブールやシパダンでは多くのウミガメを見ることができます。
振り向けば・・・・カメ。。。
カメ
立派に大きくなったアオウミガメ
自然は厳しい。
ここまで大きくなるのは産まれた子供のうちごくわずか。


以前、卵からかえったばかりのウミガメの赤ちゃん達が海へ旅立っていくのを見守ったことがあります。
その時すでに上空から大きな鳥に狙われていました。
海の中はさらに危険がいっぱい。運良く生き延びたものだけがこうして私達のまえに誇らしい姿を見せてくれるのです。
カメペア
生き残ったカメたちがこうして出会い、子孫を残していく・・・
豊かな海があり、そして卵を産むためのきれいな砂浜があってこそ、彼らは存続し続けていけるんですね。。。


そしてアクセントに癒し系。
ムレハタタテダイ
ムレハタタテダイ


小さなハゼ、ウミウシから大物、群れモノまで・・・
潜るたび、新たな演出に飽きることがありません。

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