初めての屋久島(5)~縄文杉トレッキング編~
屋久島といえば・・・
縄文杉!
ということで、縄文杉を外すわけにはいきません。
初めてなのでとりあえずガイドさんをお願いしました。
予約はダイビングショップでできました。
ダイビングとトレッキングのお得パック!
縄文杉への道のりはながい・・・
ということで

眠い目をこすりながら、まだ暗いうちに登山者用のバスがでるバス乗り場へ。
星が見える・・・
バスに乗り込んで荒川登山口まで移動しているとだんだんと夜が明けてきます。
荒川登山口について軽く朝ご飯を食べ、トイレ、準備運動を終えていざっ!

スタート地点ではやる気満々、意気揚々!!
いくぞーっ
出発してしばらくはトロッコ道が続きます。
トロッコ道は枕木があるのでなかなか自分の歩幅で歩くことができず、
なれるまでちょっと歩きづらい・・・
でも目に飛び込んでくる景色はすべてが新鮮で、
この奥に続いてゆく自然の奥深さを想像してわくわくドキドキ(^O^)
しばらく歩いて行くと、ぽつぽつと雨が降り始めました。
そのうち次第に本降りに。
さすが、屋久島!雨はつきもの。
用意してきたレインウエアが早々と登場しました。

トロッコ道は人が一人通れる幅。
1列になって歩きます。
道のりが長いのであまりのんびりしていられません。
すたすたとテンポよく足を運びます。
途中通りかかった橋
このごつごつとした岩のでかさが先へ続く山のワイルドさを感じさせます。
屋久杉とは・・・・
屋久島に自生する杉のなかで樹齢1000年を越えるものをいいます。
今から1000年前といえば、紫式部や清少納言の時代。
その頃に芽が出た杉がやっと新米の屋久杉になったところ。
なんか・・・すごっ
小一時間歩いた頃に、小杉谷集落跡に到着。
ここは、かつて屋久杉の伐採が盛んだった頃に拠点となった集落。

集落にあった小学校跡地。
活気があった村~伐採が進み失われていった森~
集落閉鎖・・・
時代の流れを感じることのできる空間です。
しばしの休憩を終えてどんどん歩きます。
屋久島は雨の島。
しとしととと降り続く雨は屋久島の森の風景そのもの。

びっちりと覆っているこけは雨の恵みにつやつやキラキラ。
大きな屋久杉に負けず劣らず、小さな苔たちもしっかりと屋久島の風景を作り上げていました。
雨はこの森をどんどん神秘的にしていきました。
足を止めて見上げて見ると・・・

こんなにステキ!!
森のこだま達が”カランコロン”と私達を見ている・・・
そして物のけの森にはやはり主がいました。

これはまぎれもなく『ししがみさま』
長い間人間の行いを見続けてきた森の守り神。
森はすべてを知っている・・・
今も昔も、そして、これからも。
トロッコ道脇のトイレ近くでヤクシカをみつけました。

人におびえる様子もなく、黙々と草をむしゃむしゃ・・・
まだ子供みたいでとっても無邪気(^o^)
トロッコ道の次には本格的な山道が待っています。
整備はされているものの道はかなりハード。
それでもいっぽいっぽ進んでいきます。
森が深くなるにつれてどんどん太い杉が姿を現します

周りの木々がどんどん尾聞くなるにつれて
自分がちっぽけな小人になっていく感じ・・・
この偉大さに唖然。
そして、人気のウィルソン株に到着~
ウィルソン株とは、大阪城築城のために切られると言われる屋久杉の切り株。
切り口の周囲長は13.8メートル!
なぜ人気かというと。。。

中から見上げるとこんなにラブリーだからー
株の中には祠があり、神聖な空気。
でもやっぱ見上げると、かわいぃ~~
ここまでかなり歩いてきてるけど、お目当てのアノ杉はまだ姿を見せてくれません。
ますます、会いたい!!と思う気持ちはつのるばかり・・・
雨はあいかわらずしとしと。
時折ざーざーと降っています。
この雨を楽しみながら歩くしかありません(^_^;)
ウィルソン株から歩くこと約2時間
木でできた最後の階段をのぼっていくと
そこには・・・

しっとりとした空気の中に、
その姿はひっそりと、どっしりとたたずんでいました。
そこはとても静かで、
時間がぴたっと止まったような空間・・・
森と一体となって、そこに当然いなかればいけない、という感じ。

縄文杉の前に行き、挨拶をして、じっくりと眺めてみると
そのおっきさや存在感にさらに圧倒されました。
見る角度によってもその表情はまったく違って見えます。
もっともっとずーーーーとここで見ていたいけど、
時間はすでにお昼過ぎ。
日暮れまでに登山口にもどらなければなりません。
またきます!
と、挨拶をして来た道をもどります。
目的をおえたので、あとはひたすら帰るのみ。
登りより、下りがやはり早い・・・
でもひたすら戻るというのもなかなかきつい・・・
雨は降るし、体は濡れてくるし、足は棒になってくるし・・・
心がおれそうになりながらも、
時折、あの縄文杉の姿を思い出しながら自分を元気づけて頑張りました!!
トロッコ道まで戻ってきて、またひたすら枕木を歩き続けます。
行きに通った橋・・・

朝は底の方にちょろちょろと川が流れていたのに、
1日降り続けた雨で、こんな激流になっていました。
すごっ
登山口を出発してから11時間。
辺りは薄暗くなってきた頃に、ようやく登山口まで辿り着きました。
バスに乗り込んだとたんに、足が鉛のように重くなり、どっと疲れが飛び出しました。
宿にもどって靴を脱いでみると、足の皮がよれてた~~~
縄文杉、会うのは一苦労だけど、きつい思いをして会いに行って近くで感じることができて
ホントに感動しました。
この先1000年2000年先まで元気にそこにいてほしいな(*^-^*)
縄文杉!
ということで、縄文杉を外すわけにはいきません。
初めてなのでとりあえずガイドさんをお願いしました。
予約はダイビングショップでできました。
ダイビングとトレッキングのお得パック!
縄文杉への道のりはながい・・・
ということで

眠い目をこすりながら、まだ暗いうちに登山者用のバスがでるバス乗り場へ。
星が見える・・・
バスに乗り込んで荒川登山口まで移動しているとだんだんと夜が明けてきます。
荒川登山口について軽く朝ご飯を食べ、トイレ、準備運動を終えていざっ!

スタート地点ではやる気満々、意気揚々!!
いくぞーっ
出発してしばらくはトロッコ道が続きます。
トロッコ道は枕木があるのでなかなか自分の歩幅で歩くことができず、
なれるまでちょっと歩きづらい・・・
でも目に飛び込んでくる景色はすべてが新鮮で、
この奥に続いてゆく自然の奥深さを想像してわくわくドキドキ(^O^)
しばらく歩いて行くと、ぽつぽつと雨が降り始めました。
そのうち次第に本降りに。
さすが、屋久島!雨はつきもの。
用意してきたレインウエアが早々と登場しました。

トロッコ道は人が一人通れる幅。
1列になって歩きます。
道のりが長いのであまりのんびりしていられません。
すたすたとテンポよく足を運びます。
途中通りかかった橋

このごつごつとした岩のでかさが先へ続く山のワイルドさを感じさせます。
屋久杉とは・・・・
屋久島に自生する杉のなかで樹齢1000年を越えるものをいいます。
今から1000年前といえば、紫式部や清少納言の時代。
その頃に芽が出た杉がやっと新米の屋久杉になったところ。
なんか・・・すごっ
小一時間歩いた頃に、小杉谷集落跡に到着。
ここは、かつて屋久杉の伐採が盛んだった頃に拠点となった集落。

集落にあった小学校跡地。
活気があった村~伐採が進み失われていった森~
集落閉鎖・・・
時代の流れを感じることのできる空間です。
しばしの休憩を終えてどんどん歩きます。
屋久島は雨の島。
しとしととと降り続く雨は屋久島の森の風景そのもの。

びっちりと覆っているこけは雨の恵みにつやつやキラキラ。
大きな屋久杉に負けず劣らず、小さな苔たちもしっかりと屋久島の風景を作り上げていました。
雨はこの森をどんどん神秘的にしていきました。
足を止めて見上げて見ると・・・

こんなにステキ!!
森のこだま達が”カランコロン”と私達を見ている・・・
そして物のけの森にはやはり主がいました。

これはまぎれもなく『ししがみさま』
長い間人間の行いを見続けてきた森の守り神。
森はすべてを知っている・・・
今も昔も、そして、これからも。
トロッコ道脇のトイレ近くでヤクシカをみつけました。

人におびえる様子もなく、黙々と草をむしゃむしゃ・・・
まだ子供みたいでとっても無邪気(^o^)
トロッコ道の次には本格的な山道が待っています。
整備はされているものの道はかなりハード。
それでもいっぽいっぽ進んでいきます。
森が深くなるにつれてどんどん太い杉が姿を現します

周りの木々がどんどん尾聞くなるにつれて
自分がちっぽけな小人になっていく感じ・・・
この偉大さに唖然。
そして、人気のウィルソン株に到着~
ウィルソン株とは、大阪城築城のために切られると言われる屋久杉の切り株。
切り口の周囲長は13.8メートル!
なぜ人気かというと。。。

中から見上げるとこんなにラブリーだからー

株の中には祠があり、神聖な空気。
でもやっぱ見上げると、かわいぃ~~
ここまでかなり歩いてきてるけど、お目当てのアノ杉はまだ姿を見せてくれません。
ますます、会いたい!!と思う気持ちはつのるばかり・・・
雨はあいかわらずしとしと。
時折ざーざーと降っています。
この雨を楽しみながら歩くしかありません(^_^;)
ウィルソン株から歩くこと約2時間
木でできた最後の階段をのぼっていくと
そこには・・・

しっとりとした空気の中に、
その姿はひっそりと、どっしりとたたずんでいました。
そこはとても静かで、
時間がぴたっと止まったような空間・・・
森と一体となって、そこに当然いなかればいけない、という感じ。

縄文杉の前に行き、挨拶をして、じっくりと眺めてみると
そのおっきさや存在感にさらに圧倒されました。
見る角度によってもその表情はまったく違って見えます。
もっともっとずーーーーとここで見ていたいけど、
時間はすでにお昼過ぎ。
日暮れまでに登山口にもどらなければなりません。
またきます!
と、挨拶をして来た道をもどります。
目的をおえたので、あとはひたすら帰るのみ。
登りより、下りがやはり早い・・・
でもひたすら戻るというのもなかなかきつい・・・
雨は降るし、体は濡れてくるし、足は棒になってくるし・・・
心がおれそうになりながらも、
時折、あの縄文杉の姿を思い出しながら自分を元気づけて頑張りました!!
トロッコ道まで戻ってきて、またひたすら枕木を歩き続けます。
行きに通った橋・・・

朝は底の方にちょろちょろと川が流れていたのに、
1日降り続けた雨で、こんな激流になっていました。
すごっ
登山口を出発してから11時間。
辺りは薄暗くなってきた頃に、ようやく登山口まで辿り着きました。
バスに乗り込んだとたんに、足が鉛のように重くなり、どっと疲れが飛び出しました。
宿にもどって靴を脱いでみると、足の皮がよれてた~~~
縄文杉、会うのは一苦労だけど、きつい思いをして会いに行って近くで感じることができて
ホントに感動しました。
この先1000年2000年先まで元気にそこにいてほしいな(*^-^*)
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